6月最後の週末に大阪に行ってきました。妻と2人での観光です。普段の週末は土日のどちらかは出社していることが多いのですが、久しぶりに2日間休みゆっくりしてきました。

とはいえ、どこに行っても鑑定士目線で街の様子を眺めてしまうもの。今回の旅で感じたことを簡単にまとめたいと思います。

大阪へは近鉄特急「ひのとり」で。2000年に登場した最新鋭の特急電車です。東海道新幹線であれば約50分で行けるところ、2時間強かかりますが、そのぶんゆっくりできます。

大阪難波で下車し、戎橋のほうへ歩きます。午前中だったのでそこまで人は多くありませんでしたが、やはり外国人観光客の姿が目につきます。ちなみに写真中央に写っている美容外科の大きな看板が出ているビルは地価公示の標準地「大阪中央5-2」で2024年1月1日時点の1㎡あたりの単価は2,140万円(坪単価だと約7,070万円)です。コロナ禍でミナミの地価は大幅に下落しましたが、徐々に回復してきています。

梅田方面に移動します。最近の大阪駅周辺の再開発ラッシュは目を引くものがあります。写真はうめきた2期地区開発事業「グラングリーン大阪」です。今年9月に先行まちびらきする予定とのことです。

こちらは7月31日に開業予定の「JPタワー大阪」です。名古屋にも「JPタワー名古屋」があり、KITTEという商業施設が入るのは同様ですが、大阪のほうには劇場(SkyシアターMBS)や高級ホテル(THE OSAKA STATION HOTEL)が入り、商業色がより強くなっています。

ホテルからの夜景。私が昔、大阪に住んでいたころ、超高層ビルは数えるほどしかありませんが、ここ10年20年でびっくりするほど増えました。

翌日は「なんばグランド花月」へ。大阪には13年ほど住んでいましたが、実は1度も行ったことがなく、今回が初訪問となります。

この日の公演メニュー。いきなりEXITから始まりました。新喜劇は昨年就任したばかりのアキの座長回です。

人の多い難波を避け、上本町で食事をしたあと再び「ひのとり」で帰名します。

大阪は、万博のことであれやこれや言われていますが、感じたのは圧倒的なソフトパワーです。特に「なんばグランド花月」は、言語の関係からインバウンド客はあまり来ないと思うのですが、あれだけの集客を続けるというのはやはり敬服に値します。あと全般的に食事の価格も安いように思いました。ホテルでは様々な国から客が来ており様々な言語が飛び交っていました。円安で海外旅行もままならない今、大阪である意味海外気分を味わうのもよいものかもしれません。